中国輸入【ひがしの】

商品を仕入れて販売するまでにかかる各経費【中国輸入】

2019/04/22

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こんにちは、ひがしのです。

 

前回はリサーチ結果のリスト化についてお話しました。

中国輸入におけるリサーチやリスト化の考え方・マインド【ひがしの】

 

リスト化しておくことで、一度のリサーチ結果を何度も活用することが可能です。

その場限りの単発的なリサーチでは無く、次に繋げる視点を取り入れることで
より効率よくビジネスを進めていくことが出来ます。

 

リピート商品のチェックや、リサーチ時間の短縮にも繋がりますので是非参考にしてみてください。

さて、今回は商品を仕入れて販売するまでにかかる各経費についてお話していきます。

輸入ビジネスでは、1つの商品を仕入れるのに数種類もの関連経費が掛かってきます。

シンプルに商品代金だけのやり取りなら単純で分かりやすいのですが、
実際は複数の経費が掛かり少し複雑になっています。

特にビジネスを始めたばかりの方は
この数字の管理に頭を悩ます方も多いのではないでしょうか。

 

最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、
実践しながら慣れて覚えれば大丈夫です。

各経費を正しく把握することは、ビジネス全体の数字管理にも役立ちます。

いつ、どこで、どんな費用が発生しているのかをしっかりと把握していきましょう。

 

 

 

仕入れに掛かる各経費

 

 

ここからは僕が実践している中国輸入の仕入れを例に、
販売までにかかる各経費について解説していきます。

 

 

商品代金

 

中国現地で販売されている商品代金です。

中国輸入ではタオバオやアリババなどのECサイトからの仕入れが一般的ですので、
そこでの商品販売価格がそのまま商品代金となります。

中国輸入では同じ商品でも仕入れ先によって販売価格が様々ですので、
より信頼が高く安く購入出来るところを探します。

このひと手間が後々利益に直結してくる大切な部分です。

商品代金は“元”で表示されていますので、
利益計算の際は“円”に直して計算していきましょう。

 

 

買付手数料

 

中国輸入では商品を仕入れる際に、
直接タオバオやアリババから購入することはありません。

日本人が直接商品を買い付けることは、支払や文化の違いでなかなか難しいので
“代行会社”を通して現地の中国人に商品を買い付けてもらうのが一般的です。

 

その買付代行で発生するのが、この買付手数料です。

代行手数料ともいいます。

 

一般的に商品代金の3%~10%が相場で、
商品を仕入れる為には必要な経費ですので支払うようにしましょう。

 

 

中国国内送料

 

タオバオやアリババで購入した商品を、
代行業者の中国事務所まで発送する為の送料です。

購入先によっては送料無料で送ってくれるところもあります。

また、たくさん仕入れをする場合は代行業者に依頼してこの中国国内送料を
安くしてもらう交渉をすることも可能です。

あまりやり過ぎると嫌がられますが、
まとまった仕入れをする際は交渉してみましょう。

 

 

国際送料

 

中国で仕入れた商品を日本に送る為の送料です。

国際送料は代行会社や発送方法によって値段が大きく変わってきます。

 

出来るだけ早く、安く日本へ送れる方法を選択しましょう。

また、1kg辺りの国際送料を把握しておくことで利益計算にも活かせます。

ここがあやふやだと、リサーチ時に利益計算が出来ませんのでしっかりと確認しておきましょう。

 

 

支払手数料

 

代行業者に支払いをする際に掛かる経費です。

PayPalで支払うと手数料として支払い額の約5%程の手数料が掛かります。

 

日本の銀行口座を持っている代行業者なら、
振込手数料が無料で利用出来ることもありますので一度確認してみましょう。

支払い手数料が5%と無料では利益に大きく影響を及ぼしますので、要チェックです。

また為替手数料として、当日の 元・円 レートにプラス1円などを加算して支払う場合もあります。

 

 

関税、消費税

 

商品を外国から輸入すると関税と消費税を請求されます。

具体的な税率は商品の種類によって様々です。

革製品やアパレル類は税率が高いので注意が必要です。

毎回どのくらいの税金がかかるのかを把握しておくことで、利益計算に役立ちます。

 

 

FBA納品送料

 

仕入れた商品が日本に到着したら、
ラベル貼りなどを済ませAmazonのFBA倉庫に納品します。

納品の際に掛かる送料も必要な経費です。

 

最近ではAmazonのFBAパートナーキャリアが無料で利用出来るようになりましたので、
そちらを利用することでこの費用は0円になります。

利用するにあたって多少のルールがありますが、
無料で利用出来るメリットは大きいと思いますのでまだ使ったことが無い方は
ぜひ一度利用してみてください。

 

 

 

Amazon販売に掛かる各経費

 

 

ここまでは商品の仕入れから納品までに掛かる経費について解説してきました。

ここから実際にAmazonで商品を販売する為に必要な経費について解説していきます。

 

Amazonの各種手数料は、FBA料金シュミレーターで確認することが出来ます。

 

 

Amazon販売手数料

 

Amazonで商品を販売する際に掛かる販売手数料

販売するカテゴリーによって7.5%~20%程の販売手数料が掛かります。

これは商品が売れて始めて発生する経費ですので商品が売れなければ掛かりません。

 

 

FBA発送手数料

 

出荷作業手数料・発送重量手数料の合計金額

小型商品・大型商品などの違いで料金も違います。

この料金もリサーチ時にしっかりとチェックしておきましょう。

 

 

月間保管手数料

 

FBA倉庫に在庫を預けていると発生する保管料

大きな商品ほど保管料も高くなる傾向にあります。

こちらは商品が売れ無くても商品がFBA倉庫にある限り課金されていく経費です。

回転の悪い商品は返送するなど対処しましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

これまで仕入れ、販売に掛かる各経費についてお話してきました。

一つの商品を仕入れて販売し、利益を得る間にこれだけの色々な経費がかかっています。

こうして書き出してみると、たくさんの種類の経費が掛かっていますね。

 

各項目の意味や、自分のビジネスでどれくらいの経費が
掛かっているかは把握出来ているでしょうか。

商品を探すリサーチももちろん大切ですが、
こうした数字を理解して管理することもとてもまた大切です。

 

一つの項目でも抜けていると、後から計算すると
実はあまり利益が出ていなかったなどの悲しい事態になるケースもあります。

ですので各経費の意味をしっかりと把握しておきましょう。

 

また、リサーチをする際は Amazon売上-各経費 = 利益 の計算を
Excelファイルで計算出来るようにしておきましょう。

 

そうすることで効率良く利益計算が出来ますし、
各経費の入力漏れも防ぐことが出来ます。

一度きちんとしたExcelファイルを作成しておくと、
ずっと使えますし大変便利です。

ビジネスを継続していく為にはやはり数字の管理は欠かせません。

 

細かく計算することは面倒かもしれませんが、
各経費をしっかりと把握して強いビジネスを作っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

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