AmazonFBAへの納品時、気に入らない納品先倉庫を希望の倉庫に変更する非常に小賢しい方法【時短セミナー書き起こし】
2020/02/17
動画版はこちら
お疲れ様です。
としぞーです。
今回はタイトルの通り
『AmazonFBAへの納品時、気に入らない納品先倉庫を希望の倉庫に変更する非常に小賢しい方法』
について解説します。
用法用量は正しく使っていただきたいのですが、
知っていると本当に困った際に便利な小技があります。
やり方自体は簡単なのでまずはさくっと説明します。
納品個数を変更して納品先をランダムで変える方法
例えばある商品を納品しようとした際に、
普通に納品個数を入力して納品作業をしていたら、
納品先倉庫が大阪の茨木になりましたと。
自分は東京に住んでいるから、
できれば関東圏内の倉庫に納品したい。
そうじゃないと送料が高くついてしまう。
なんてこと、よくあると思います。
1個2個の納品だったらまだしも、
5箱10箱になると送り先が違えば送料が数千円違うことも
ざらにあるわけですね。
ご存知の方も多いと思いますが
このようなときには納品個数を弄ると
納品先倉庫が変わる可能性があります。
まず、個数を弄るために納品プランをコピーします。
コピーしましたら納品したい個数とは違う個数を入力します。
（差異が大きければ大きいほど倉庫が変更される確率が高い）
今回は2SKUを納品する体でやってます。
本来なら10個ずつ納品したいんだけど
あえて100個ずつ納品することにして登録をします。
そして、いつも通り手順を踏むと・・・
納品先が岐阜県の多治見に変わりました。
少しだけ関東に近くなってくれましたね。
仮にこの納品先で満足できる場合は
このまま納品作業を続けます。
納品を承認して続けると以下のような画面になりますので
ここで『商品の確認と修正』をクリックして
個数を希望通りの数量に変更します。
すると、納品個数は元々納品したかった20個になり
尚且つすでに納品先を承認して手続きをしているので
個数を変えたから元の大阪の倉庫に納品する必要もなく
予定通り多治見の倉庫に納品することができます。
こんな感じで、納品個数をちょろまかして後々直すことで
納品先を希望の倉庫に変更できる可能性があります。
これは知っている人多いですよね。
しかし、これすごく面倒くさいんですよ。
倉庫の指定に関してはあんまり法則性もなく（在庫の量が多いとここ、みたいな）
時期によっても変わりますので
近い倉庫が選ばれるかは結構運だし、時間もかかる。
だからやり方は知っているけど
実際にはこの方法は使っていないって方も多いと思います。
しかし、実はもう少し確実に納品先を指定する方法があります。
これも知っている方は知っていることなのですが、
改めて紹介させていただきます。
ほぼ100％納品先を指定する方法
結論から書きます。
『その倉庫にしか納品できない特殊な商品を納品プランに組み込む』
これをすることで納品先をほぼ100％
固定することができます。
今回は一番わかりやすいチョコレートで解説します。
チョコレートは冬季の間のみFBAに納品することができます。
そして、納品できる倉庫は予め決まっており、
千葉県の市川市か東京の八王子です。
（聞いた話によると実際はほとんど市川になる模様）
ですから、納品プランにチョコレートが含まれていると
それに引っ張られて納品先が市川か八王子になります。
では実際にやってみましょう。
先ほどと同じように納品プランをコピーして修正できるようにします。
（前もって適当にチョコレートの出品情報を作っておいて下さいね）
『商品を追加』の項目からチョコレートのSKUを選んで納品に追加します。
（1個でOK）
その後、いつも通り納品作業を進めると・・・
納品先が無事市川に変更になりました。
そして、これも先ほどと同じように、
納品作業を続けている中でチョコレートのSKUのみ削除してしまえば
納品先は市川のまま、希望の商品のみを納品することができます。
まさに外道！！
応用と使用上の注意
この方法では『納品先倉庫が決まっている特定商品』を
納品プランに追加することで恣意的に納品先倉庫を指定するわけですが
つまり、チョコレート以外でもそのように納品先倉庫が決まっている商品であれば
同じことができます。
チョコレートは前述した通り夏の間は納品できませんから、
もしこの方法を使いたいという方は、
その他の同じ性質を持った商品を調べて試してみて下さい。
同じ結果になります。
ただでさえ小賢しい方法なので、
細かいところは解説しません。
最後に補足しておくと、
この方法は今のところAmazonの規約に違反しているわけではありませんが、
Amazonから見たら当然好ましいものではありません。
ですから、多用していると何かしら注意を受けることがあるかもしれませんし
アカウント健全性に影響する可能性も0ではありません。
なのでもちろん自己責任でお願いします。
少しの品性を犠牲にして、少しの金銭を得る方法なので
人それぞれの価値観で判断していただければと思います。
以上！