個人ビジネスを成功させるために、絶対に使ってはいけない『言い訳』
2016/09/22
個人ビジネスにおいて
成功するために必要なたくさんのもののうち
多分7割ぐらいは『気持ち』が占めています。
もちろん、100万、200万と稼ぐためには
スキルやテクニックが必要なのですが
一番初めの実績である10万とかを達成するためには
はっきり言って『気持ち』さえあればなんとかなります。
そして、10万をクリアしないと
当たり前ですが、その先はあり得ないわけです。
だからこそ、そこに到達することが何よりのミッションであり
そのミッションをクリアするためには『気持ち』が大事なのです。
はい。根性論です。
そして、多くの『言い訳』はその『気持ち』を曇らせます。
今回はそんな『言い訳』の中でも
とりわけビジネスの大きな障害になり得る
タチの悪い言い訳について解説をします。
かなり厳しい内容ですが、
ぜひ参考にしてくださいね( '-' )
今は忙しいから
まず一番初めに時間的言い訳です。
・今は仕事が忙しい時期だから、後回しにしよう
・◯◯にチャレンジしたいけど、落ち着いてからにしよう
・忙しいからできなくてしょうがない
このような言い訳はビジネスの成長速度を阻害します。
成果を上げている人ほど『忙しい』という言葉を使いません。
むしろ忙しければ忙しいほど、さらにプラスの仕事をします。
逆に成果がなかなかでない人はこの時間的要因を
盾にしてしまい、作業ができないことを正当化してしまいます。
『落ち着いたら始めよう』
と思っているとだいたい始めることなく終わります。
なぜならば、忙しさってそう大きく変わらないからです。
起業して、仕組みを作って・・・
とかだったらまだわかりますが
(それでも忙しい人はずっと忙しいのですが)
例えば会社員の副業で何かのビジネスをやろうとしているけど
今は忙しいから落ち着いたらにしよう。
こういう場合はそもそものライフスタイルが忙しいわけで
1年後も、2年後もだいたい忙しいのです。
個人でビジネスをする。
ということは、作業をするということですから、
どうあがいても最初は今よりも忙しくなります。
それを回避しようとしていたら、
当然いつまでたっても行動に至りません。
忙しいのは覚悟の上で始めるのがビジネスであり
覚悟していることですから、それを言い訳にするのは
大きな間違いです。
確かに、突発的に何か大きな出来事があって
てんやわんやになってしまうこともあると思います。
が、それでもそれを言い訳にしちゃいけない。
と僕は思っています。
そもそも、そのような『急に何かをしなければいけなくなる』
という出来事は、恒常的に起こり得ることであり、
今だけの話ではないからです。
ビジネスが軌道に乗って、うまくいき始めたときに
プライベートで何かがあったからビジネスから離れる。
ということはなかなかできないわけです。
それができる生活をおくりたいならば
それなりの仕組みを構築しないといけないわけで。
そのためには忙しくても、もっと忙しくならないといけない。
ここから逃げているうちは忙しさのループからは
抜け出すことができないのです。
自分にはこの業界は向いていない
確かに人間には能力や性格の差がありますから、
向き不向きという要素は否めません。
しかし、それはあくまでもある一定のラインを
超えてからの話です。
例えば、中学生で野球を始めた子が
キャッチボールがうまくできないから、
自分には野球が向いていないと考え
サッカーを始めようかと考えている。
その子に対してなんと声をかけますか?
おそらく多くの方は
「練習すればキャッチブールはうまくなるよ。
もうちょっと頑張ってから考えれば
いいんじゃないの?」
のような声をかけると思います。
ボールを投げる。ボールを打つ。
ぐらいのことは練習すればできるようになります。
さらにレベルが上がり、
ボールをより遠くに飛ばす。
より速い球を投げる。
このようなレベルになると、
向き不向きの差は当然でてきますよね。
どうしたって勝てない相手も現れるはず。
これと全く一緒なんですよね。
個人ビジネスで10万円を稼ぐことは
キャッチボールがうまくできるようになる。
ぐらいのレベルの話です。
ですから、それまでの段階では
向き不向きが大きな差にはならないんです。
もちろん、得意な人は早く達成するかもしれない。
でもそれは苦手な人が諦める理由には
なり得ないことを理解していただけると思います。
少しの結果も出ていないうちに、
『自分には向いていないかも』
と思うのは非常にもったいないです。
その前にもっと練習したらどうですか?
ということなんですよね。
自分には能力がない
前項と同じような言い訳になりますが、
これもしてはいけない言い訳です。
能力というものは最初からあるのもではなく
鍛錬を積むことで身につけていくものです。
『自分には能力がないから無理だ・・・』
という言い訳はむしろ当たり前のことなのです。
能力がないならば能力をつける努力をする。
のが普通のことであり、
能力がないから諦める。
というのは大きな勘違いなのです。
もちろん、前述した通り
ある一定のライン以上では能力だけでなく
『センス』や『才能』によって差が出てしまう
場所も存在します。
しかし、個人ビジネスにおいて、それは
収入で100万や200万の世界です。
それまでは努力で誰でも結果を出すことができます、
結果が出ないのは単に努力が足りないだけです。
能力がある人が喜んで努力をする世界です。
仮に能力がないのなら、その人の数倍も
努力をする覚悟と行動が必要になるわけです。
稼げるビジネスモデルではない
そのビジネスモデルが稼げるかそうでないか。
この判断が容易にできるのであれば
もはやその人は成功者でしょう。
挫折を味わうことはなく、言い訳もないはずです。
しかし、それができないからみんな
不安を抱えながら日々一つのビジネスモデルと
格闘を続けているわけで。
まだ、たいして時間を注いでもいない段階で
『このビジネスモデルはダメだな』
というのは、自分への冒涜です。
最初にそのビジネスモデルを選んだのは自分で
そのときの自分を全否定しているわけですから。
ある程度結果を出している人がいるビジネスモデルは
間違いなく稼げるビジネスモデルです。
結果が出ていないのは、努力が足りないか、やり方を
間違っているかです。
その責任をビジネスモデルに転嫁したら
ビジネスモデルがかわいそうです。
それだったら、まず、何をやるか?の時点で
かなり頭を使って悩んでください。
始めてすぐ『このビジネスモデルはダメだ』とわかるならば
始める前によく考えれば同じ結論に至るはずです。
そして、考えて始めた以上は
そのビジネスモデルを信じないと成功しません。
ビジネスモデルを信じるということは
それを判断した自分を信じるということです。
そのぐらいの矜持は必要です。
参入のタイミングが悪かった
ビジネスモデルを疑ってしまう状況と似ていますが
『タイミング』を言い訳にするのも良くないことです。
確かに、参入のタイミングによっては
得られるリターンに大きな違いがあります。
ですが、それは情報源をたくさん持っている有力者や
斬新なアイディアで新しい手法や市場を
作り出すことのできる能力を持った人のみが得られる
先行者利益です。
我々のような大多数の一般人には
その甘い蜜を吸うことは叶いません。
ですので、基本的にはある程度その市場が
成熟した状況でそこに参入していくわけです。
人によってはその状態を『今はもう遅い』と判断します。
ですが、実際に自分がエントリーできるポジションは
そのような市場しかないわけで、
『今はもう遅い』と言い訳を続けているうちに
どこからか湧いてきた『先行者利益』や『ブルーオーシャン』
という甘い言葉に引っかかり、カモにされてしまうのです。
タイミングとしてだけ見れば、
少し遅いぐらいの参入が普通なのです。
そして、繰り返しになりますが、
そういった業界で莫大な富を築くのは難しいかもしれませんが
ある程度の結果を出すことは誰にでもできます。
極端な話、市場の終末期に参入したとしても
そこそこの結果は出すことができるのです。
ですから、参入のタイミングを気にしすぎていると
確実に大きな時間的損失を被ることになります。
まとめ
すべての言い訳に言えることなのですが、
『個人ビジネス』はその名の通り、
個人規模でのビジネス。つまり『小さいビジネス』です。
ですから、大企業に通用するビジネス理論が通用しないこともままあり
個人ビジネスだからこそ成り立つ理論も数多くあるのです。
そこを混同してしまうと、
教科書通りの判断で『間違えた言い訳』を繰り出してしまい
大きな機会損失を生むことになります。
極端な言い方をすると
『個人ビジネスで結果が出ないことに対する
適切な言い訳は存在しない』
と言ってもいいでしょう。
もし仮に、うまくいかなかったのであれば
それはすべて自分自身に何かが足りなかっただけで
(それも行動とか、努力とかの内面的な部分です)
それを正当化するちょうど良い言い訳はありません。
非常に厳しい話に聞こえるかもしれませんが、
逆に考えるとこうも言えます。
『失敗する外的要因がないのであれば
自分次第で必ず結果を出すことができる』
個人ビジネスの素晴らしいところはここにあります。
長年やってきて、やればやるだけ
そう思うようになってきました。
だから、覚悟と行動があれば結果は出ます。
出ないのならばどちらかが足りてないだけ。
そう考えるとむしろ簡単に思えませんか?
変に込み入った理由をひねり出すよりも
そっちの方がシンプルで解決につながりやすいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください^^