輸入ビジネス小ネタ

PL保険には入るべきなのか?【輸入ビジネス】

2017/10/14


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このブログを読んでいらっしゃる方ならば
『PL保険』という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

この記事では、輸入ビジネスにおけるPL保険の意味と
補足情報などを解説したいと思います。

ぜひ参考にされてください^^

 

 

 

PL保険とは?

 

 

PL保険とは『生産物賠償責任保険』の略称で、
ざっくり

 

『第三者への販売物、提供物によって
身体障害または財物障害を引き起こした場合の
損害賠償をカバーする保険』

 

です。

 

要は、自分が販売(生産)した商品によって
お客様に何らかの危害を与えてしまった場合、
場合によっては民事訴訟に発展して
損害賠償金を払うケースがありますが、
その際の賠償金を保険でカバーしますよ。
というものですね。

 

我々規模でのPL保険といえば
十中八九『中小企業PL保険制度』のことを指しますので
こらから話すPL保険に関しては全て
中小企業PL保険制度、のことだと思ってください。

 

難しく考える必要は一切なくて、
車の保険や、医療保険などのように
『転ばぬ先の杖』だと思ってください。

 

保険の特性として

『使うことがあれば得をするが
使わないならば損をする。
最終的に保険会社が得をするように
掛け金が設定されている』

のような認識があると思いますが
PL保険も全く同じです。

 

実際に、世の中には医療保険一つ取っても
入っている方といない方がいますよね。
ですから、PL保険に関しても
『絶対に入らないといけない』
決まりはありません。

 

では、輸入ビジネスをする上で
PL保険には入った方が良いのでしょうか?

 

 

 

輸入ビジネスではPL保険に入るべきか?

 

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結論から書くとPL保険には入った方が良いです。
理由は以下の二つです。

 

・そんなに高くない
・精神安定剤として機能する

 

少し解説をします。

 

 

まず、そもそもPL保険に入る必要はなぜあるのか、ですが
輸入の場合ここが少しだけ不明瞭なんですよね。

例えば、国内転売の場合は、
仮に販売した商品に何かしらの不良があって
それが原因でお客様が怪我をしてしまったと。

この場合ってほぼ100%クレームはメーカーに行きますよね?
(新品であればなおさらです)

 

しかし、輸入の場合はメーカーが海外にあることが多く
お客様も海を越えてクレームを出したり訴訟を起こしたり
することはなかなかないでしょう。

その際に、どこに責任が発生するか?
という話になるわけですが
以前に『電気用品安全法』の記事で解説した通り

 

 

基本的には輸入品を扱う業者は
『製造者』と同じレベルの責任を負うわけです。

 

ですから、販売した商品が原因で、重篤なトラブルが起きた場合
その全責任を『賠償』という形で償わなければいけない可能性が
0では無いのです。
(中国輸入の場合はノーブランド品を扱うので
完全に輸入者が全責任を負います)

 

 

死亡事故などの場合は、賠償金が億を超えることもありますので
どんなに良い数字で物販をしていたとしても
一発でビジネスがおじゃんになる可能性もあり得るということです。
(前述しますが、ここではあえて大げさに書いています)

 

そういうリスクがあると踏まえた上で
『PL保険に入った方が良い理由』を見ていきましょう。

 

 

そんなに高くない

 

よく、年商1000万レベルでPL保険に入ると
保険料の年額が5000円程度になる。と言われます。

単純計算、年商1億で保険料が5万円です。
思ったよりも安いですよね?

 

また、あくまでも上記の金額は
『よく例に出される基準』
であって、場合によってはもっと安くなります。

 

ちなみに、僕の場合は年商1000万あたり1080円。
という契約で保険に加入しています。
年商が一億でも保険料は1万円ちょいです。
(賠償補填のマックスは2億円です)

 

先日、いろいろな保険会社の料金を比較してみたのですが
年商1000万で保険料が5000円はかなり高い方です。
ちゃんと探せば半額以下ぐらいにはできると思います。
(ちなみに僕は東京海上)

このぐらいの額ならば、正直入っていても入っていなくても
変わらないぐらいの誤差です。
だったら入っておいて良いのではないか?
これが一つ目の理由です。

 

 

精神安定剤として機能する

 

先ほど

『死亡事故などの場合は、賠償金が億を超えることもありますので
どんなに良い数字で物販をしていたとしても
一発でビジネスがおじゃんになる可能性もあり得るということです。』

と書きましたが、これを読んで
どんな印象を持ちますか?

 

きっと何か心の何処かがぞわぞわしたと思います。
『そんな大きなことになる可能性もあるのか』
と不安になったかもしれません。

 

こうやって文字にしてみるとやっぱり怖いリスクなのですが
文字になる前から物販をしている以上、内在的には
そのリスクが存在していたわけです。

 

で、規模が大きくなればなるほど
そのリスクに対する恐怖や不安は比例して大きくなり
常に心の何処かにそれらを抱えながらビジネスをすることになります。
これはなかなかしんどいですよね。

 

 

ただ、じゃあ実際どのぐらいの割合で
そのような損害賠償が発生するのか?
と考えてみると印象はガラッと変わります。

実際に、販売した商品が理由で何かのトラブルが起きて
それが多額の損害賠償につながる。
ということは『99.9%』起きません。

 

僕自身、今まで500名近い人を指導させていただきましたが
そのような話を実際に聞いたことはありません。
ビジネスの規模や扱う商品にもよるのでしょうけど
個人レベルの物販の場合はなかなか損害賠償まで
話が進むということは考えづらい、と言ってしまって良いと思います。

 

なので、過度に怖がる必要はないです。

 

 

ですが、前述した通り、その可能性が0%ではないのも
確かな事実です。

 

可能性が0%ではないということは、
それがどんなに低い確率だとしても
心の何処かではそこに対する不安が存在してしまうことになります。

だったら、保険料も安いんだし
いっそのこと思い切ってPL保険に加入した方が
よっぽど健康的ではないか?

 

僕はそう思います。

 

気持ちよく保険料を払って、
何かのときのための備えをする。

その上で思い切ってビジネスをする。

 

入ろうか悩んでいたり、
ずっと気になっていた方がいらっしゃいましたら
ぜひこの機会に加入をご検討してみてください^^

 

 

 

商工会議所の会員になろう

 

 

では、PL保険への入り方を簡単に解説します。

 

基本のルートは

商工会議所に加入→会員コードを持って保険会社に

です。

 

※保険会社に直で交渉することで
商工会経由と同じ条件で保険契約をしている方もいます。
これができるならば商工会の年会費が浮きますのでさらにお得です。
が、担当の方次第としか言えないので
商工会を挟んだ方がスムーズだと思います。

 

蛇足ですが、『商工会議所』と『商工会』は別物です。
管轄官庁が微妙に違います。
(商工会の場合、PL保険を扱っていないケースもありますので
ここから先は全て『商工会議所』について書きます)

 

まずは、商工会議所の会員になる必要がありますので
お近くの商工会議所を探しましょう。

 

こちらで検索することができます。

 

最寄りの商工会議所が見つかりましたら
電話をしましょう。

電話をすれば申し込み用紙を送ってくれます。

 

申し込み用紙に必要事項を記入し、郵送をします。
(実際に現地に行く必要もありません)

※親切な方ですと、この時点で会員コードを教えてくれます。
会員コードさえあれば会員登録が最後まで完了していなくても
PL保険の申し込みに進めます。

 

その後、加入費や年会費の振込用紙が届きますので
入金をして申し込みが完了します。

※加入費や年会費に関しては商工会議所ごとに定められています。
個人か法人か、年商はいくらか?によっても変化しますので
必ず申し込み前に確認をしましょう。

 

これで、商工会議所の会員となることができます。
(健康診断とかもやってくれるので、入っておいて
損はないと思います^^)

 

 

 

PL保険に入ろう

 

 

商工会議所の会員になると、
会員コード、というものを発行してもらえます。

PL保険に加入する際にこれが必要なんですね。
このためだけに会員になるわけです。

 

会員コードを手に入れましたら
保険会社を選びます。
(こちらも会議所ごとに提携している保険会社が違いますので
チェックもしくは直接聞くようにしてください)

 

有名どころでいうと

 

・あいおい損保
・現代海上
・セコム損保
・損保ジャパン
・大同火災
・共栄火災
・東京海上日動
・三井住友海上

 

などの保険会社がPL保険を取り扱っています。

 

 

僕は去年まではあいおい損保を利用していたのですが
再度見積もりをした結果、東京海上の方が良さそうだったので
今は東京海上に乗り換えています。
(売上規模や補償内容によってどこが良いかは変わりますので
絶対にご自身で比較するようにしてくださいね)

電話をすれば詳しく説明してくれますし、
資料だけ欲しいと伝えれば郵送もしてくれます。
ぜひ3社ぐらいは比較するようにしてください。

 

後は保険会社の指示通り、必要書類を用意し、
細かい情報を伝えれば契約まではすぐです。
(扱っている商品の品目などによって保険料がかなり変わります。
その辺りも丁寧に教えてくれますので、
身を任せていれば勝手に話は進みます)

 

あちらも営業さんなので、
できるだけ掛け金の高い契約に誘導してきたりしますが
その辺りは良い塩梅で対応してください。
(車などの保険と同じです。全部詰め込むと相当高くなります)

 

解説する必要もあまりないぐらい、
簡単に加入できますので、加入をお考えの方は
まずは商工会議所に電話をしましょう。
それさえしてしまえば後はどんどん話が進むので
まず第一歩を踏み出すようにしてください。

 

 

 

最後に。

 

こうやってビジネスをしていると考えなきゃいけないことが
たくさんあって大変ですよね。

でも、解決できることをそのままにしておくと
どんどん未解決の案件が溜まっていって
終いには、よくわからなくなってしまいます。

ですから、PL保険のようにちょっと頑張れば
クリアになって気持ちが良い。という案件については
なるべく早いうちに片付けておくと良いです。

その瞬間は忙しくなったりしますが
絶対にそっちの方が後々プラスになりますので。

ぜひ参考にされてください^^

 

 

 




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