Amazon攻略

モノレートを活用して色々な情報を読み取ろう【応用編】

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Amazonで商品を販売するビジネスにおいては
モノレートの存在は必要不可欠です。

普通のリサーチの際に売れ行きを確認することはもちろん、
見る角度を変えれば様々な情報を読み取ることができます。

 

この記事では、その中でも効果が高いモノレート活用法を
いくつか紹介させていただきたいと思います。

ぜひ、参考にしてください^^

 

 

 

出品者増減グラフで値下がりリスクを軽減する

 

 

需要が供給よりも多ければ商品の価格が上がりますし
需要が供給よりも少なければ商品の価格は下がります。

 

これはAmazonでも全く同様で
(むしろ顕著?)
競合の数がどう変化していくのか?
は安定して利益を上げるためには
必ず確認すべき要素です。

 

モノレートには『出品者増減グラフ』がありますので
そこで出品者の増減を確認できるのですが、
なかなか現時点での出品者の数を見ても
今後どうなるのか?に関しては判断できないと思います。

 

というか、100%判断することは無理です。
株とかと同じですね。

 

それでも、何回も出品者グラフとにらめっこしていると
『このパターンだと大体値下がりに巻き込まれる』
というグラフがあることがわかります。

 

その代表的なものを紹介させていただきますね。

 

まずは以下のグラフを見てください。

 

 

mono1

 

 

上が価格変動グラフです。(青色がカート価格)
下が出品者変動グラフですね。

このように、出品者が減るにつれて
価格は基本的に上がっていきます。

 

このグラフの場合、1ヶ月かけて出品者を減らし、
価格も1ヶ月かけて徐々に上がっていますので
そこまで危険なパターンではありません。

 

ここまでゆったりと出品者の数が減っているのは
その後、リピート仕入れをしている出品者自体も
減っていることを意味するからです。

 

しかし、以下のグラフの場合はどうでしょう?

 

 

mono2

 

 

明らかに、出品者が減った瞬間に一気に価格が跳ね上がっています。

 

普通に考えると、

最安の出品者(A)から商品が売れた

Aの在庫が切れる

ちょっと高めで出品していたBがカートを取った

の構図が出来上がっていることがわかります。

 

この瞬間にリサーチをしてしまうと
通常よりも高値でカートが表示されていますから
利益が取れて美味しい!と考えてしまいますよね?

 

しかし、これまた普通に考えると出品者Aはこの後どうするでしょう?
おそらく商品の補充をしますよね?
いやむしろ、すでに補充の発注はかけているはずです。
ということは、この段階で自分も仕入れをしてしまうと
納品する頃にはAの在庫が復活していて価格は安いときに後戻り。
そうなっても不思議じゃないですよね?

 

このように、出品者が減った瞬間に一気にカート価格が高騰した商品は
2週間ほどで(補充サイクルです)その前の価格に戻る可能性が
非常に高いのです。

 

ですから、そのような商品を扱った場合、
出品する際に『値下がりしている』わけではなくて
『元の価格に戻った』だけだとも言えます。

このパターンは本当によく目にしますから、
ぜひ仕入れの際には確認するようにしてください。

 

これを注意するだけでも、かなり値下がりを避けることができます^^

 

 

 

売れているときの価格に注意

 

 

商品には適正価格があります。

いくら商品に魅力があっても価格が高すぎたら
売れるものも売れません。

 

当たり前の話なのですが、
特に単純転売においては
『リサーチ時の価格』にて
仕入れ判断をしますので
ときには間違いを犯してしまうこともあります。

 

具体的にはこのようなグラフですね。

 

 

mono3

 

 

多くの方は大体3ヶ月の売れ行きを平均して
『1ヶ月に何個売れるか?』を計算すると思いますが
このグラフでは3ヶ月の平均を取ると
毎月23個ほど売れていることがわかります。
monozonにて確認しました)

 

しかし、よく見てみると少し前から価格が高騰しています。
それと同時に売れ行きも落ちていることが上のグラフからわかりますよね。

 

試しに、期間を10日間に絞って売れ行きを確認すると・・・

 

 

mono4

 

 

ほとんど売れていないことがわかります。

 

ざっくりとグラフを見て、
『結構売れているな』
と判断してしまい、
現在の価格でリサーチをしたら当然利益が出ます。
その売値で販売しようと思って仕入れをしたら
それは99%失敗ですね。

納品する頃には価格が以前の水準に戻っているか、
そのままの価格で出して全然商品が売れないか。
どちらかのパターンに巻き込まれるでしょう。

このように、商品の価格は日々変わっていますから
その価格で本当に売れているのか?
を確認する必要があるということです。

 

値上がりする前の価格でも利益が取れるのであれば
その価格に戻して販売することもできるし
高値でじっくり売ることもできるでしょう。

しかし、高騰した価格では利益が出るけれども
以前の価格では赤字になってしまう。
この状態で仕入れをすると、大失敗です。

 

本当に今の商品価格(カート価格)が適正なのか?
ここもしっかりとモノレートで確認するようにしましょう。

 

 

 

ユーザーグラフを参考にする

 

 

モノレートには『出品者変動』『価格変動』『ランキング変動』
のグラフの他に『ユーザーアクセス』が確認できるグラフが用意されています。

 

↓こんなやつですね。

 

 

mono5

 

 

このグラフはその名の通り、
モノレートの閲覧数を表示しているものです。

 

モノレートを利用する人ってどんな人でしょうか?
そうです。競合のセラーですね。

 

もちろん、お買い物上手なエンドユーザーさんが
使っていることもあるでしょうけど、それは稀で
ほとんどの場合は同じビジネスをしているセラーが
モノレートを閲覧していると言って良いでしょう。

 

つまり、このグラフは

『競合の閲覧状況』

が一目で確認できてしまうものなのです。

 

これって意外とすごいことで
このグラフから逆算をして
値下がりなどを予測することもできます。

100商品ぐらいを対象にユーザーグラフを比較すると
良くわかるのですが、
閲覧数が一時的に集中した20日後ぐらいに
大きく出品者が増えることがあります。

 

説明の必要はないと思いますが、
たくさんのセラーがそのASINの商品を見ている。
ということは、それだけその瞬間に仕入れをしている
可能性が高いわけです。

 

 

実際は、他のグラフに比べるとそこまで重要ではないのですが
気になったときにはチェックしてみましょう。

 

 

 

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