Amazon攻略

2019年11月 Amazonカートアルゴ周りの話とか

 

Viva!!

としぞーです。

 

前回に引き続き、いつもメルマガに書くようなネタを
ブログに書きマックス。

 

ということで、今回は

『Amazonのカートアルゴリズムについて』

です。

 

 

主に書きたいのは

 

1、キャッシュレス事業者還元事業の5%のカートへの影響
2、他プラットフォームとの価格比較による影響
3、自己発送者のカート取得について

 

の3つです。

 

全て過去に語った内容ではありますが、
11月に入っていくつか憶測も飛び回りますので、
現時点での所感を述べさせていただきます。

それではGO!!

 

 

 

1、キャッシュレス事業者還元事業の5%のカートへの影響

 

 

10月1日より始まりました、『キャッシュレス・消費者還元事業』。

 

これまでの記事は以下をご参照ください。

 

10月中に申請をしたセラーの多くが
11月1日より5%キャッシュバックの対象になっております。

 

ざっとAmazon内を巡回してみても、
大分5%業者が増えた印象を感じますね。

 

周りの方の話を感覚的に総合すると、
大体8割型のセラーは登録済みな感じですね。
(せどりとかになるとまたアカウント周りの事情が違うので
割合が大きく変わると予想されるが)

 

んで、一部から
「11月に入った途端、5%対象のセラーがカートを取り出した!」
という話をいただきました。
(5%セラーよりも安く出品しているFBAセラーがいるにも関わらず
5%セラーがカートを取っている状態)

 

ツイッターなどで確認してみたところ、
少しだけですが同様の光景を見たという方もいましたね。

 

その後、僕自身もいくつかサンプル拾って検証してみたのですが、
結論から言うと

『5%付いている付いていないに関しては未だカート取得には影響なし』

です。

 

なにせ、同価格でFBAセラーが10名近くいる商品で、
5%セラーがカートを取っていないケースがよく見られることから
(少なくとも50はあった)
どう考えても5%分の優遇がなされているとは考えられません。

なので、ここについては先月と変わらずって感じです。

 

しかしながら、どう考えてもカート取れないセラーがカートを取得している光景は
少量ですがあったりして、他に何か原因があると考えても良い気がしますね。
(ピンポイントなバグ含め)

 

 

 

2、他プラットフォームとの価格比較による影響

 

 

こちらの記事

でもまとめましたが、9月頭よりAmazon内の価格変更ツールにて
Amazon内価格差だけでなく、楽天、ヤフーショッピングを代表とする
他プラットフォームの価格も考慮した値付けが可能になりました。

 

同時に、カートアルゴリズムも(明らかに)変更が加えられ、
その変更によって

『今までと同じ値付けをしているのに』
『カートが取れないどころか、カートに誰も選ばれない』

状況が散見されるようになりました。

 

どう考えてもAmazon自身が得をしない改悪でしたから、
そのうち改善されるだろうなと思っていたのですが、
2ヶ月経った今もまだ改善の兆しはないですね。

年末商戦までには何かしら手を入れて欲しいと思いますが、
この辺りは期待しないで待ったほうが良さそうですね。

 

 

 

3、自己発送者のカート取得について

 

 

少し前から話題にはなっていましたが、
最近明らかに自己発送者のカート獲得能力が上がっています。

 

厳密に言えば、自己発送者のカート獲得能力が強くなったのか、
FBAセラーのカート獲得能力が弱くなったのかのどちらかが
ほぼ確実に発生しているということですね。

 

この件に関しては2通りの考え方ができて

 

1、自己発送者のカート獲得能力が強くなった

のであれば考えられる要因としては自己配送とはいえ、
昔に比べて配送速度が向上したため、
(FBAが強い大きな要因は配送が早いことですからね)
昔ほど両者に差がなくなってきている。と考えられます。

 

2、FBAセラーのカート獲得能力が弱くなった

のであれば、Amazonが倉庫の関係上FBAを減らしたいと思っているとか
そのような理由からあえてFBAのカート取得能力を下げていると
考えることもできたりします。

 

 

どちらにせよ、明らかに自己発送者がカートを取れるようになっています。
(無在庫でも同じようにカートを取っているケースもあるため、
配送速度云々は関係ないかもしれませんね)

 

2020年はフルフィルメントサービス戦国時代がやってくると思っているので
その流れの一つと捉えることもできますね。

 

今後はAmazon以外のフルフィルメントサービスの台頭により
マケプレプライムを利用する人もかなり増えるでしょうし
FBA=カート独占。という考え方は古いものになるのかもしれません。

 

とは言え、自己発送には自己発送の、
他フルフィルメントサービスにはそれ自体の
それぞれのデメリットもありますから、
このようにアルゴリズムが変わることが単に
マイナスにつながることあありません。

 

変化は変化として捉えて、
そこに順応していきましょう!!

 

 

-Amazon攻略